私をヴェネチア・ビエンナーレに連れてって(仮)

展覧会の感想や気になったことを書き留めて、整理する場所として使います。

King Gnu英作文

わたしは英語が絶望的にできません。そしてわたしは怠惰なので、ついSNSをだらだら見てしまう&監視されていないと勉強できない性格です。そこでこの怠惰さを逆手にとって、King Gnu英作文という勉強法を編み出してみました。一応2ヶ月くらい続いているので、…

King Gnuにまんまと骨抜きにされた話

市役所の研修で、20代前半の保育士さんと一緒にグループワークの研修を受けたのが昨年の9月ごろ。休憩時間になぜか好きな音楽の話になり、そこで初めてKing Gnuの読み方を知った。 「きんぐぐにゅ、じゃないんですね」 そこから半年近く経って、今、ようやく…

よい休日

吉本先生がFBでおすすめされていたビル・エヴァンスの映画をみた。生誕90周年記念だという。 映画の中ではドラッグ依存や身内の自殺などのエピソードも語られていたけど、不健康で悲劇的な人生だから素晴らしい業績が残せたとは思わない。健康で長生きして、…

星野源と年末年始

今から7〜8年ほど前の大学生の頃、学祭に星野源さん(以下敬称略)が出演してくださったことがあった。 当時はSAKEROCKの活動と並行して、ソロでもライブをされているような時期だったと思う。その時は、ソロになって老若男女から愛されるアーティストになると…

好きすぎて目に焼きつかない

私が東京の大学に進学したのは、ただ東京事変のライブに行きまくりたい(&あわよくばメンバーと街ですれ違ってお知り合いになり、自分も東京事変になりたい)という不純な動機からです。それで早速1年生の夏休み、もう10年前にもなりますが、このライブを見…

27から28へ

早いもので、私が生まれてからもうすぐ28年になる。 27歳のうちにできたことと、28歳のうちにやりたいことリストをここに記録します。 27歳のうちにできたこと ・展覧会のステートメントを書く ・社内のコンペで入賞する ・無期雇用の職を得る ・パスポート…

ロールプレイング展

昨年参加させてもらった展覧会「ロールプレイング」にて展示した作品の記録です。ブログにまとめて掲載しようと思いつつ、1年近く経ってしまいました。以下に、展覧会の情報・自分のステートメント・作品の写真を掲載します。写真は谷川ヒロシさん(http://t…

作品より人に興味がわくことについて

いろいろな展覧会に行って、「やっぱり作品よりも人の方に興味がある」と思うことが多くなりました。美術史を勉強して、文脈がもっとわかるようになれば、作品単体でももっと楽しめるようになるかもしれないけど、多分、人に興味がわくというのは変わらない…

エモい展覧会

ヴェネチア・ビエンナーレの年だけど、仕事が休めそうになくてたぶん行けない気がします。豪雨がきて大変だったけど、わたしはなんとか元気です。最近は、内覧会でジュースをたくさん飲んだり、つづきりょうこさんの個展にいってお話して久々にブレイクスル…

わからないことに囲まれて

京都に行っていました。佐藤さんと都築さんの展示を観る、京芸の修了制作展に行く、生肉を食べる、という当初の目的を無事に達成して帰りました。 京都芸大は初めて行ったけど、展示されてる作品よりも、大学の中のごちゃごちゃした生活感の方が気になってし…

「地獄に虹がかかる」

一昨日、午前中に本部で会議があり、昼に終わったのでその足でサテライトギャラリーに行って、石場さんと中山さんの展示をみた。 石場さんとはこれまでいろいろたくさん話してきたけど、中山さんとはそんなに話したことがなかった。 中山さんの作品は、秋に…

雨宮まみさんのこと

以前コレクター?ぽいおじさんが、若い作家さん(女性)に、「目立つためには絵だけじゃだめなんだ、もう一つ何か持ってないと。松井冬子みたいに美人なら良いけど、あんたは違うだろ?まぁ頑張って」みたいに言ってる場面に遭遇したのを思い出した。 その時に…

ジャズ研の先輩

どうしたら目の前で起きていることを面白がることができるか、という考え方を教えてくれたのは、らくださんというジャズ研の先輩だった。 それと、楽しくない状況をどう楽しむか考えることはすごく面白い、ということも、らくださんから学んだ。 私は自分の…

図にして理解すること

今日山口さんと話していて、頭に浮かんできた図です。 わたしは人と話している時に、ブレイクスルーが起きやすいです。そして、一旦ブレイクスルーが発生すると頭の中に図がポンポン浮かんできます。 考えたい内容はたぶん何でもよくて、目の前に出されたも…

ラブホテル

この前、アッセンブリッジナゴヤに行って、城戸保さんと徳重道朗さんのアーティストトークを聞きました。 徳重さんは今年のファンデナゴヤでお世話になった方でしたが、事務的なこと以外はお話したことがなかったので、どんなことを考えている人なのか、少し…

ひとは見たいものしか見ない

この前、場所の目録という展覧会で、河村るみさんの作品と浅井雅弘さんの作品をみて、ぐっときました。 るみさんの作品「ビュートレス」は、いずれ消えてしまう儚さの裏側に、論理的な強度を併せ持つ作品だと思いました。 ビュートレスは鑑賞者が参加するこ…